サステナブル経営
経営の柱の一つとして、環境活動への取り組みも積極的に推進
船井電機は設立以来、機能性を重視した電機製品の優れた供給力とコストパフォーマンス性をセールスポイントに、映像機器分野において信頼を築き上げてきました。当社独自の生産システムであるFPS(Funai Production System)や、メカトロニクス技術力、グローバルな最適地生産・販売体制は、当社の最も重要な経営資源であり、厳しい業界競争を生き抜く最大の武器であると考えています。
また、これまで以上に品質、納期、コスト面に磨きをかけ、常に時代の要請に応えられる製品を世界へ送出してまいります。 経営の柱の一つとして環境活動への取り組みにつきましても積極的に進めており、事業所での活動と製品における活動を環境活動の両輪として、継続して推進しています。
環境への取り組み
環境に配慮した商品開発、製品における活動と実績
環境負荷の低減に向け、当社では調達取引先と協働して、当社および当社取引先での含有化学物質管理体制を構築するとともに、環境負荷が大きい化学物質の製品への含有禁止に取り組んでおります。J-Mossは、日本において電気電子機器に含有される化学物質の表示に関するJIS規格の略称です。JIS C 0950:2008に基づき特定の製品群 ( テレビ、パーソナルコンピュータ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、衣類乾燥機 ) に対して特定化学物質*の含有表示が法令で義務付けられています。船井電機のテレビにおいては、設計段階から環境に配慮した材料・部品を選定し、「J-Moss グリーンマーク」の基準を満たしております。
- ※鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリブロモビフェニル、ポリブロモジフェニルエーテルの6物質が対象
社会への取り組み
地域・社会でのさまざまな活動
米国では、「“Children's Miracle Network”:子供の病気を治療する病院へのサポート」に船井グループとして協賛し、慈善事業に参加しております。
当社はまた、「“Sharing & Caring”:Holiday Seasonに恵まれない子供たちへのサポート」にWalmartやSam's Clubと協賛して参加し、当社TVとDVD製品を寄付いたしました。
これらの活動を通して、子供たちの夢をかなえ、生きる力や病気と闘う勇気をもってもらいたいと願っており、ご家族、また紹介者や寄贈者などのスポンサーなどコミュニティ全体に貢献して参ります。
人材教育への取り組み
新人社員に、社会人としての基礎知識と仕事の進め方の習得を目的として、毎年4月に新入社員研修を実施しています。職種に関わらず3カ月間の海外工場研修を実施し、当社独自の生産方式である FPS(Funai Production System)の考え方を修得しています。社内外の講師によるスキルアップ研修を常時開催しているほか、管理職や専門職のマネジメントスキル向上のため、定期的に階層別研修を実施しています。
各種英語研修も実施、昇進昇格要件にTOEICスコアを導入して英語力向上に対するモチベーションの維持を図っています。
社員の健康管理への取り組み
健康な状態で仕事に向かい、一人ひとりが能力を発揮するために従業員の健康管理に関しても積極的に取り組んでいます。全従業員参加の「健康づくり運動」の実施をはじめ、健康や栄養に関する情報提供、産業医による健康管理講座を開催しています。
また、厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を受け、「心の健康づくり計画」の策定に取り組み、社内体制を整備し、相談窓口を設けてメンタルヘルス対策に取り組んでいます。
CSR・環境 関連ページ
- 環境活動(環境報告書)
- 家電リサイクル